戦国武将の辞世の句

  • 7月 7, 2020
  • 7月 8, 2020
  • 名言

戦国武将の辞世の句一覧です。

後世に創作されたものや、辞世ではないけど亡くなる前に残された有名な句なども含まれています。

武将じゃない人もいたりしますが、戦国に生きた方々の最期の華を感じていただけたらと思います。

明智光秀

順逆二門に無し 大道心源に徹す 五十五年の夢 覚め来れば一元に帰す

朝倉義景

七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空(しだいもとくう)
かねて身の かかるべしとも 思はずば今の命の 惜しくもあるらむ

足利義輝

五月雨(さみだれ)は 露か涙か 不如帰(ほととぎす) 我が名をあげよ 雲の上まで

安国寺恵瓊

清風払明月 明月払清風

石川五右衛門

石川や 浜の真砂は つきるとも 世に盗人の 種はつくまじ

石田三成

筑摩江(つくまえ)や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり

今川氏真

なかなかに 世をも人をも 恨むまじ 時にあはぬを 身のとがにして
悔しとも うら山し共思はねど 我世にかはる世の姿かな

今川義元

夏山の 茂みふきわけ もる月は 風のひまこそ 曇りなりけれ

上杉謙信

四十九年 一睡夢(いっすいのゆめ) 一期栄華(いちごのえいが) 一杯酒(いっぱいのさけ)
極楽も 地獄も先は 有明の 月の心に 懸かる雲なし

宇喜多秀家

泪(なみだ)のみ 流れて末は くいせ川 水の泡とは 消えんとすらん
み菩薩の 種を植えけん この寺へ みどりの松の 一あらぬ限りは

お市の方

さらぬだに 打ちぬる程も 夏の夜に 別れを誘う ほととぎすかな

大内義隆

討つ者も 討たるる者も 諸ともに 如露亦如電(にょろやくにょでん) 応作如是観(おうさにょぜかん)

太田道灌

かかる時さこそ命の惜しからめかねて亡き身と思い知らずば

大谷吉継

契あらば 六の巷(ちまた)に 待てしばし おくれ先立つ 事はありと

織田信孝

昔より 主(あるじ)を内海の 野間なれば 報いを待てや 羽柴筑前

蒲生氏郷

限りあれば 吹ねど花は 散るものを 心みじかの 春の山風

吉川経家

武夫の 取り伝へたる 梓弓 かへるやもとの 栖なるらん

黒田如水

思いゆく 言の葉なくて ついにゆく 道は迷わじ なるに任せて

斎藤道三

捨ててだに この世のほかは なき物を いづくかつひの すみかなりけむ

斎藤義龍

三十余年 守護人天 刹那一句 仏祖不伝

酒井忠次

松枯れで 武田首なき朝(あした)かな

佐久間盛政

世の中を めぐりもはてぬ 小車は 火宅のかどを いづるなりけり

佐々成政

この頃の 厄妄想を 入れ置きし 鉄鉢袋 今破るなり

真田信之

何事も 移ればかわる世の中を 夢なりけりと 思いざりけり

真田幸村

関東軍 百万も候え 男は一人も無く候
定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候

柴田勝家

夏の夜の 夢路(ゆめじ)はかなき 後の名を 雲井(くもい)にあげよ 山ほととぎす

清水宗治

浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して

島津歳久

晴蓑めが 玉のありかを 人問わば いざ白雲の 上と答へよ

島津義久

世の中の 米(よね)と水とを くみ尽くし つくしてのちは 天つ大空

島津義弘

春秋の 花も紅葉も とどまらず 人も空しき 関路なりけり

陶晴賢

何を惜しみ 何を恨まん もとよりも このありさまの 定まれる身に

高橋紹運

流れての 末の世遠く 埋もれぬ 名をや岩屋の 苔の下水

武田勝頼

おぼろなる 月もほのかに 雲かすみ 晴れて行くへの 西の山の端

武田信玄

大ていは 地に任せて 肌骨(きこつ)好(よ)し 紅粉(べにこ)を塗らず 自ら風流

立花道雪

異方に 心ひくなよ 豊国の 鉄の弓末に 世はなりぬとも

伊達政宗

曇りなき 心の月を 先だてて 浮世の闇を 照らしてぞ行く

筒井順慶

根は枯れし 筒井の水の 清ければ 心の杉の 葉はうかぶとも

徳川家康

嬉やと 再び覚めて 一眠り 浮世の夢は 暁の空
先に行く あとに残るも 同じこと 連れて行けぬを わかれぞと思う

豊臣秀次

磯かげの 松のあらしや 友ちどり いきてなくねの すみにしの浦

豊臣秀吉

露(つゆ)と落ち 露と消えにし 我が身かな なにわの事も 夢のまた夢

波多野秀治

よわりける 心の闇に 迷はねば いで物見せん 後の世にこそ

北条氏照

天地の 清き中より 生まれきて もとのすみかに 帰るべらなり

北条氏政

吹きと吹く 風な恨みそ 花の春 紅葉も残る 秋あらばこそ
雨雲の おほえる月も 胸の霧も はらいにけりな 秋の夕風
我身今 消ゆとやいかに おもふへき 空よりきたり 空に帰れば

北条氏康

夏は来つ 音に鳴く蝉の 空衣 己己の 身の上に着よ

本多忠勝

死にともな 嗚呼死にともな 死にともな 深き御恩の 君を思えば

別所長治

今はただ 恨みもあらじ 諸人の 命に代はる 我が身と思へば

細川ガラシャ

ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

細川幽斎

武士の知らぬは恥ぞ。馬、茶の湯、恥より外に恥はなきもの

三好義賢

草枯らす 霜又今朝の 日に消えて 報のほどは 終にのがれず

毛利元就

友を得て なおぞうれしき 桜花(さくらばな) 昨日にかはる 今日のいろ香は

龍造寺隆信

紅炉上一点の雪

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